コカ・コーラ株は買うべき?
今後の成長性は?
天邪鬼の俺でも手が伸びるぐらいオススメだぞ
コカ・コーラは、世界中で愛される飲料メーカーであり、多くの投資家から注目を集めています。今回は、コカ・コーラ株式会社の今後の成長戦略と市場動向を分析していきたいと思います。自身の投資運用実績も公開しているので、ぜひご一読ください。
- 1963年から2020年まで57年間にわたり、毎年配当金を増加させてきた
- COVID-19の影響による不安定性が見られたが、今は持ち直している
- 技術革新による今後の成長にも期待できる
1.コカ・コーラとは
コカ・コーラは、炭酸飲料、コーヒー、紅茶、スポーツドリンク、果汁飲料、水、エナジードリンクなどの飲料製品を提供する世界的な飲料メーカーです。
同社は、ブランド名である「コカ・コーラ」を始め、多くのブランドを保有しています。
また、ボトリング事業も行っており、製品の製造・販売だけでなく、ロゴマーク入りのボトルや缶を提供することで、世界中で広く愛されるブランドイメージを確立しています。コカ・コーラは、世界中で展開する販売網と強力なマーケティング戦略を活用して、常に市場リーダーの座を維持しています。
売上高比率を見ても、飲料が大半を占めていることが分かります。
2.株価推移
コカ・コーラ株は、ザックリ45ドル~65ドルで買うことができます。
円安の今だと割高に感じるかもしれませんが、6,000円~7,000円ぐらいの範囲であれば、手を出せる方も多いのではないでしょうか。
後述しますが、初心者の方にも非常にオススメの投資先です。
3.オススメの理由
①ブランド価値が世界トップクラス
コカ・コーラは世界的に有名であることは説明するまでもありませんが、そのブランド価値は世界最高と言っても過言ではありません。
ブランド評価機関によると、コカ・コーラのブランド価値は800億ドル以上と評価されており、世界でもトップクラスの評価を得ているそうです。さらに、コカ・コーラは世界中で販売されており、毎日の販売本数はなんと1.9億本以上!その売上高は年間400億ドルを超えています。
Forbes (2021年度調査):842億ドル(世界4位)
Brand Finance (2021年度調査):878億1,000万ドル(世界3位)
②マーケティング戦略
コカ・コーラは、そのブランド価値を維持・拡大するために一貫したブランド戦略を展開しています。例えば、ロゴやパッケージデザインを一定期間ごとに更新するなど、常に時代に合わせたブランディングを行っています。
また、コカ・コーラはデジタルマーケティングの分野でも積極的に活動しています。例えば、「Coke ON」というアプリを通じて、位置情報に基づくターゲティングやパーソナライズされたマーケティングなどを実施しています。また、SNSやオンライン動画広告などを活用したマーケティング戦略も展開しています。
コカ・コーラは、顧客との関係を大切にし、顧客からのフィードバックを積極的に取り入れることで、顧客との強い結びつきを築き続けてきたということですね。
また、コカ・コーラは広告投資にも多額の費用をかけているそうで、テレビ、ラジオ、インターネット、スポーツイベントなど多くのメディアで広告を目にしますよね。
2019年にはAdAgeによる報道で、コカ・コーラは年間広告費用を28億ドル以上に費やしていると推定されています。
さらに、コカ・コーラは世界中で文化的アイコンとして認知されており、特にクリスマスの季節には、コカ・コーラのクリスマス広告が多くの人々に親しまれています。
これらの要因から、コカ・コーラが世界的に有名であることが定量的に説明できます。ブランド価値が高く、販売実績が豊富で、広告投資が大きく、社会的影響が大きいことが挙げられます。
③インカムゲイン/キャピタルゲインを両方狙える
コカ・コーラは長期的に成長してきた企業の一つであり、その成長に伴って株価も上昇してきました。例えば、過去10年間のコカ・コーラの株価は約2倍になっており、長期的に見れば投資家にとってキャピタルゲインが期待できる銘柄の一つとなっています。
また、その成果として株主に対して定期的に株主配当を支払っています。例えば、2020年度には株主配当として1株あたり0.41ドルを支払っています。配当は年4回(3月,6月,9月,12月)ですので、年間1.64ドルの配当となります。利回りは以下の通り。
年間配当利回り = 1.64 ÷ 54.47×100 = 3%
また、コカ・コーラは、連続して58年間株主配当を支払い続けた実績もあるため、株主にとっては安定した配当収入が期待できる企業となっています。
※2021年に入ってから、COVID-19の影響により増配停止の方針が出されています。ただし、今後も安定的な配当を維持する方針を示しており、今後の業績改善に伴い、増配再開する可能性があります。
実際運用したらどうなるか知りたいんだけど…
仕方ない。見せてやろう
4.運用実績(2018年4月~2023年4月)
2018年4月から5年間、チマチマと「お金が貯まったら1株だけ買う」を繰り返してきました。
実績は以下の通りです。
保有数:20
現在(2023.4時点)の時価総額:160,910円
配当合計:72.81ドル(約9,445円)
含み益:27,220円
総収益:36,665円
利回り:27.42%
定期的にドルに流し続けていることになるので、円安効果も乗っかっています。悪くない数字ですね。長期保有を前提にチマチマ買うことがオススメです。60年間右肩上がりですからね。
誰にでもオススメできる銘柄だと思います。
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